ラフェドフルール(フェリークの11) 第2戦


キャロットクラブ出資愛馬第21号は、まさに安価な2、3勝馬狙いの馬。

母フェリークはサンデーサイレンス産駒でキャロットクラブで4000万円の価格で募集された高額馬。厩舎も橋口弘次郎厩舎と期待の高さがわかる。しかし、1勝で引退。競走馬としての能力はイマイチだった。

ということはフェリークの11のBMSはサンデーサイレンス。サンデーサイレンスはBMSとしても抜群の成績を残している(5年連続リーディングサイアー継続中)。

父サクラバクシンオーは大変仔出しが良く、和製種牡馬として大変頑張った。昨年亡くなった為に次が最後の世代。今一度この種牡馬の仔が欲しかった。

母フェリークの初仔である愛馬ハルシュタットも牧場の段階から2歳離れした抜群のスピードを披露。未勝利クラスでは力が1枚抜けていた。

母のスピードと父のスピードからスピード豊富な短距離馬が出て、ダートでも良いので2、3勝してくれれば満足。

これだけでも”買い”なのに、ななんと厩舎は短距離馬に定評がある西園正都厩舎。ここは馬の能力をきっちりと出し、馬の質の割りに高い成績を収めている厩舎で、当然期待は高い。


しかし、繋ぎが高く調教負荷をかけられず、気性も悪くこれは難しい。緒戦の前走も短距離馬なのに出遅れて全く出番なし。


前走後、権利はないものの在厩で調整されています。

1月11日 京都3R 3歳未勝利 ダート1200m 混合に減量3キロの城戸義政騎手で出馬想定も、フルゲート16頭のところに想定数25頭で完全に除外対象。信頼できるクラブ公式HPでも”除外対象C”の判断。結局出馬投票をせずに回避。

続く1月19日 京都1R 3歳未勝利 ダート1200mに中井裕二騎手で出馬想定も、フルゲート16頭のところに想定数20頭で抽選対象。信頼できるクラブ公式HPでも”除外の可能性有B”の判断。結局出馬投票するものの12分の5の抽選に敗れて非当選除外。


結局1月25日 京都1R 3歳未勝利 ダート1200m 牝馬限定に出走!!

15着/13番人気。

相変わらずスタートで出遅れ後方尽(>_<)。

全く良いところがなく、芝でもダートでもダメ。勝ち上がりは絶望的。


レース回顧と時計の分析、レース後の岡田祥嗣騎手と西園正都調教師のコメントを掲載。

(2014年1月28日完結)

2014年1月24日立ち上げ

●前走後権利はないものの、在厩で調整されています

 前走後は、権利もなく、しかもゲート試験からずっと在厩で調整されて来ましたから、てっきり”成長を促す為”の放牧と思っていた我らが愛馬ラフェドフルールですが、在厩のまま調整され、続戦するようです。

●気になる出馬想定表(1月11日 京都3R)

出馬想定表 1月11日 京都3R 3歳未勝利 ダート1200m 混合 フルゲート16頭 想定数25頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アスカノロマン
ヴェントアウレオ 岩田康誠
エンジェヌー ルメール
クリノサプライズ 国分優作
ゴライコウ 小坂忠士
サンレイクウッド 浜中俊
サージェントペパー 小坂忠士
シップウハヤト 和田竜二
スターリーオレンジ 小林徹弥
スマッシュヒット
セイスナッピー 酒井学
タガノタヴェルナー 川田将雅
テイエムマッチョ 藤懸貴志
テイペラメントホル
トットコ 武幸四郎
バンブーカッサーノ 森一馬
ヒャクバイガエシ 藤岡康太
ペプチドムーン 幸英明
ミキノグランプリ 国分恭介
ヨッテウタッテ
ラフェドフルール 城戸義政
ルスナイプリンセス 秋山真一郎
ローレルグランツ 森一馬
ローレルベローチェ 松山弘平
ワキノマーチ

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在25頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでも”除外対象C”ということですし、まず節がないのでここへの出走は無理でしょう。

ラフェドフルールは減量3キロの城戸義政騎手を確保しています。

●除外対象の為、想定されていた1月11日のレースには出馬投票せず

 以下は1月9日に更新されましたクラブ公式HPラフェドフルールの近況報告です。

「今朝は坂路で時計を出しましたが、雨の影響で馬場が重く時計がかかってしまいました。もともと調教ではそれほど速い時計を出すタイプではないですし、調子自体は変わらず良好ですから、あとは前回と違った条件で変わり身を期待していたのですが、残念ながら今週は牝馬限定、一般戦ともに除外対象となってしまいました。こればかりは仕方がありませんが、来週から中京開催が始まればまた状況は違うでしょうし、気持ちを切り替えて調整していきたいですね。まだ番組は確定ではないのですが、3場開催になると減量騎手が抑えにくくなるかもしれませんし、その場合は終いまでしっかりと追ってくれる騎手を探す予定です」(西園師)今週の投票は見送り、今のところ来週以降のダート短距離戦への出走を考えています。

 ということで、この節の出馬投票は見送り来週以降に回ることになりました。

●気になる出馬想定表(1月19日 京都1R)

出馬想定表 1月19日 京都1R 3歳未勝利 ダート1200m フルゲート16頭 想定数20頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
オウケンゴールド 北村友一
オンワードアーサー 幸英明
カシノピカロ
カゼノコ 太宰啓介
キーコード 小林徹弥
ケイウンヘブンズ
ケープオブホープ 小坂忠士
サンレイロッキー
シュプウハヤト
ジューンブライトン
スズカローラー
テイエムマッチョ
テイエムロカビリー 和田竜二
トットコ 武幸四郎
バンブーカッサーノ
ミキノグランプリ 国分恭介
ラフェドフルール 中井裕二
レモンティー
レーヌネサンス
ワキノマーチ

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

 先週は除外対象ということで出馬投票をせずに回避した我らが愛馬ラフェドフルールですが、今週は抽選対象です。

 フルゲート16頭のところに現在20頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでは”除外の可能性有B”ということで、やはり抽選対象になる可能性が高いですね。

 鞍上は減量1キロですが、乗れている中井裕二騎手を確保してくださいました。

●1月19日 京都1Rに出馬投票も非当選除外

 ラフェドフルールの想定されていた1月19日の京都1Rはフルゲート16頭のところに20頭が想定されており、信頼できるクラブ公式HPでも”除外の可能性有B”でした。

 結局、想定通りのレースに出馬投票しましたが、12分の5の抽選で敗れ非当選除外になりました。

 西園正都先生も入るかどうかわからないという難しい状況の中、しっかり追っちゃいました(>_<)。

 これは仕方がないですねぇ。入る可能性も多分にありましたから。しかし、たたでさえ能力の疑問な馬が来週出走できたとしても調子落ちは否めず、ますますもって大敗。そして中長期の放牧に出されることは必至で、完全に未勝利引退馬のお約束負のスパイラルに入り込んでしまいました。


 2009年産は5分の4頭が勝ち上がり、2010年産は3頭共勝ち上がりと自分で言うのもなんですが素晴らしい勝ち上がり率を誇る我が軍団にあって、未勝利引退はあってはならんことです。ここ3年間でも唯一の引退馬は房州さんもとい何人わかるんだ豪州産のリバイブエンブレムただ1頭です。

 2011年産は私は4頭所持していますが、内2頭(バウンスシャッセ、オフェーリアシチー)がすでに勝ち上がり。残るは最初から活躍中の兄マーティンボロと同じく3歳夏頃の勝ち上がりを覚悟している晩生のジェットブラックとこのラフェドフルールです。

 ジェットブラックは2歳の早いうちから、「2歳からというよりじっくりと進めて行きたい」と言われていましたし、そんな馬が2歳で一応緩いながらもデビューできるまでに成長し、緒戦は6着ながらもスピード指数63.8の走りはしているわけですし、これは成長と共にパンとしてくればものになると私は考えています。ですから心配していません。


 心配なのはラフェドフルール。緒戦のスピード指数は49.8。勝ったワイレアワヒネはその後牡馬とのシンザン記念でも4着と存在感を見せていますから、着差の1.6秒は気にしないとしても、やはり未勝利戦の勝ち負けレベルには遠い現状です。

 それでいてバクシンオー産駒で決して晩生の血統というわけでもありませんし、成長力も疑問です。

 そこに行くと、晩生の血統と私が思うゼンノロブロイ産駒のバウンスシャッセが2歳の夏の新馬戦で力強い走りを見せてくれたことは驚きで、成長すれば、どこまで強くなるのかと大きな期待をさせてくれます。

 実際6日の寒竹賞では翌週の3歳未勝利戦の勝ち時計を約4秒も上回る猛時計で優勝!!スピード指数も既報の通り90.8とGT勝ち負けレベルの数字です。

 これで、まだ成長の余地を残している(いや、早くから始動できた分、ロブロイ産駒の中では早熟傾向なのかも知れませんが)と思うので、これは本当にオークスが楽しみです。

そんなこんなで、投資としては、私のように安価な馬ばかりしか買えない者として1頭でもバウンスシャッセ級が出てくれれば、あとはすべて未勝利でも大成功と思います。しかし、勝ち上がり率にこだわる私としてはラフェドフルールにも勝って欲しい。

 ましてや、フルールシチーと悩んだ挙げ句、友駿は退会の方向で進んでいるのでラフェドにしたくらいですから、”選択ミス”というのは私の中ではいただけないことです。

 来週の出走になると思われますが、ダートで一変!!

 ・・・って、坂路で走らないですから、力の要るダートは余計に疑問なわけですが・・・(T_T)。

●気になる出馬想定表(1月25日 京都1R)

出馬想定表 1月25日 京都1R 3歳未勝利 ダート1200m 牝馬限定 フルゲート16頭 想定数21頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アイアンミライ 酒井学 11/17 新馬 東京芝1400 12
アイズユーニン  1/11 未勝利 京都ダ1200 13 13 14
アキノラブカラー 12/15 未勝利 中京芝1600 15 15 14 11
エアシュノンソー 秋山真一郎 11/23 未勝利 京都芝1400 13 10
キクノアリア 和田竜二 12/07 新馬 阪神ダ1800
キネオマドンナ 浜中俊  1/05 未勝利 京都ダ1200
キンメダル 北村友一  1/11 新馬 京都芝1600 10
ショウナンランバダ 岩田康誠  1/11 未勝利 京都ダ1200
スターリーオレンジ 小林徹弥  1/11 未勝利 京都ダ1200 12 12
セントーレア 10/06 未勝利 京都ダ1200 10 10
ダラニ ルメール  1/11 未勝利 京都ダ1200
ティエスアーク  1/12 新馬 京都ダ1200 10
ナチュラライズ 12/21 新馬 阪神ダ1200
バルサムホロウ 四位洋文  1/12 新馬 京都ダ1200
フミキュン 国分恭介 12/21 新馬 阪神芝1600 12
プルメリアアスク 幸英明 10/27 未勝利 新潟芝1200 10 12 10
マルクナッテ  1/11 未勝利 京都ダ1200 12 10
メイショウナギサ 12/23 未勝利 阪神ダ1200 10 14 18
ヨッテウタッテ 森一馬 12/21 未勝利 阪神芝1400
ラフェドフルール 12/21 新馬 阪神芝1600 10 12
レモンティー 国分優作 12/23 未勝利 阪神ダ1200
 先週は非当選除外だった我らが愛馬ラフェドフルールですが、今週は出走できそうです。

 フルゲート16頭のところに現在21頭出馬想定されていますが、節が空いていますので、信頼できるクラブ公式HPでも”出走可能A”の判定です。鞍上は想定段階では未定です。減量騎手の多くは第三場である中京に行ってしまいますからねぇ。

●追い切り情報(1月24日作成)

前走前 12月18日 栗東坂路 稍重馬場 一杯に追う
1回
川須栄彦
4F 53.9
3F 39.5
2F 26.3
1F 13.6
マイネルアルティマ(古馬500万下)馬なりを0.3秒先行同入



12月31日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 57.6
3F 42.5
2F 27.9
1F 14.0


1月4日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 56.0
3F 40.5
2F 26.9
1F 13.8
タムロイレーネ(3歳未勝利)一杯を0.1秒追走アタマ遅れ


1月9日 栗東坂路 重馬場
1回

4F 56.4
3F 41.4
2F 27.8
1F 14.2


1月13日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 63.3
3F 45.8
2F 29.4
1F 14.1


1月16日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 55.1
3F 40.1
2F 26.8
1F 13.8
マイネルアルテロ(3歳未勝利)一杯を0.1秒先行0.3秒先着


1月22日 栗東坂路 重馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 56.3
3F 41.0
2F 26.8
1F 13.3
タムロイレーネ(3歳未勝利)一杯を0.1秒先行クビ先着
 12月31日、前走後初めての追い切り時計を計時しました。一杯に追われていますが、動きは相変わらずです。そりゃ、緩い馬が1度使われただけで急にビシッと締まるとはとても思えませんが、今のところ何の変わり身もなさそうです。次の追い切り時計に期待することにしましょう。

 1月4日、先週よりも時計を詰めており有り難いのですが、それでもまだ水準以下の平凡な動きです。
 以下は同日(1月4日)更新されましたクラブ公式HPラフェドフルールの近況報告です。
「今週は変則日程での追い切りだったので今朝時計になるところをやりました。動きはこの馬なりで悪いわけではなかったのですが、少し時計がかかってしまいました。他馬を見ても速い時計がバンバン出る馬場ではなかったのですが、もう少し経験を積ませつつより余裕を持てるように変えていきたいですね。今回は目先を変えてダートの短いところを考えていますが、早ければ来週から狙っていくかもしれません。来週だと牝馬限定の短距離があるのですが、限定戦がほとんどない分メンバーが集まるかもしれませんし、一般戦ならダートの1400m戦がふた鞍組まれていて、それと1200m戦がありますから、バラけてくれればよりいいですね。また減量騎手を試したいと考えているのですが、城戸が土曜1200mの一般戦なら調整がつきそうですので、今のところそこに向かう予定です」(西園師)11日の京都競馬(3歳未勝利・ダ1200m)に城戸騎手で出走を予定しています。
 ということで、早くも芝では見切られダートに路線を変えるようです(T_T)。しかも減量3キロの城戸義政騎手。そりゃ、前走の内容からはそうなりますね。

 1月9日、今週は除外確実ということでハロン14秒程度にとどめました。

 1月13日、15−15強で追い切られました。終いを伸ばす感じで追い切られていますね。

 1月16日、抽選とはいえ出走できる確率がかなりありますので一杯に仕上げられました。そして初めて併走馬に先着しました。そうは言っても、たいした時計ではありませんが。結局、予定していたレースに出馬投票しましたが、12分の5の抽選で敗れ出走は叶いませんでした。
 以下は同日(1月16日)更新されましたクラブ公式HPラフェドフルールの近況報告です。
「今朝の追い切りでは終い13秒台後半ですが、時計がかかる時間帯ではありましたし、動き自体はこの馬なりにしっかりとしていたと思いますよ。減量でなおかつ最後までしっかり追ってくれる騎手を探していたところ中井を確保することができましたので、今週の京都競馬へ投票させてもらいましたが、残念ながら同じ節の馬で抽選になり除外となってしまいました。来週の京都には牝馬限定戦と一般戦のふた鞍のダート1200m戦が組まれていますから、メンバーを見ながらどちらかを考えたいと思います」(西園師)19日の京都競馬(3歳未勝利・ダ1200m)は非当選除外となりました。今のところ25日の京都競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1200m)か26日の京都競馬(3歳未勝利・ダ1200m)に出走を予定しています。
 ということで来週に矛先変更です。ただ、本日、結構仕上げられていますので、来週調子落ちは必至です。

 1月22日、今回も辛うじて併せ馬に先着しています。全体の時計は先週の方が良かったですが、今回は終いの伸びはこの馬なりにまずまずですね。
 以下は1月23日に更新されましたクラブ公式HPラフェドフルールの近況報告です。
「馬場が悪い中ではあったのですが、今週の追い切りでは13秒前半と我慢してくれましたし、動きも悪くなかったですね。除外で出走が延び、追い切りを重ねてきた分調教後には少しピリッとすることはあるのですが、現段階では体を維持することができていますよ。想定では頭数的に大丈夫そうでしたので最後まで追ってくれる騎手を探していたのですが、今回は岡田騎手を確保できましたので彼で向かいたいと思います」(西園師)25日の京都競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1200m)に岡田騎手で出走いたします。
 ということで、想定段階ではまだラフェドフルールの鞍上は決まっておらず、ザラッと見渡すと、小坂忠士、丹内祐次、ギュイヨンと言ったネームが想定にありません。なお、想定になく京都で騎乗するビックネームというと横山典弘、川田将雅、武豊と言ったところの名前がありません。
 すでにどこかに割付いているかも知れませんが、まぁ、その辺が乗ることもないでしょうね。何せ、気性が激しく、”危ない”馬ですから。
 ・・・と書いていたら福山競馬から移籍してきた岡田祥嗣騎手です。大ベテランですが、中央に移籍してからはイマイチなんですよねぇ。それでも豊富な経験でラフェドフルールを上手く導いて欲しいですね。
 私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。この馬なりには順調なのでしょうが、やはり動きは未勝利クラスでも物足りない動きです。前走からのガラリ一変は望みづらそうですが。

●出馬確定表

出馬確定表 1月25日 京都1R 3歳未勝利 ダート1200m 牝馬限定 全16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アイアンミライ 酒井学 11/17 新馬 東京芝1400 12
アキノラブカラー 丹内祐次 12/15 未勝利 中京芝1600 15 15 14 11
エアシュノンソー 秋山真一郎 11/23 未勝利 京都芝1400 13 10
カネツスペシャル 福永祐一  1/05 未勝利 京都ダ1200 12
カネトシビバーチェ 武豊  1/11 未勝利 京都ダ1200
キクノアリア 和田竜二 12/07 新馬 阪神ダ1800
キネオマドンナ 浜中俊  1/05 未勝利 京都ダ1200
セントーレア 北村友一 10/06 未勝利 京都ダ1200 10 10
ダラニ ルメール  1/11 未勝利 京都ダ1200
バルサムホロウ 四位洋文  1/12 新馬 京都ダ1200
フミキュン 国分恭介 12/21 新馬 阪神芝1600 12
プルメリアアスク 幸英明 10/27 未勝利 新潟芝1200 10 12 10
マルクナッテ 上村洋行  1/11 未勝利 京都ダ1200 12 10
ヨッテウタッテ 森一馬 12/21 未勝利 阪神芝1400
ラフェドフルール 岡田祥嗣 12/21 新馬 阪神芝1600 10 12 B−
レモンティー 国分優作 12/23 未勝利 阪神ダ1200

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

●京都ダート1200mコース解説

 スタート地点は向正面の2コーナー出口。
 3コーナーまでは約400mあり、なだらかな上り坂になっている。
 芝コースと同様に3コーナーが坂の頂上で、3〜4コーナーの下り坂を経てから最後の直線勝負になる。
 ダートの短距離戦は、テンのダッシュ力と先行力が命。スタート直後から激しい先行争いになり、3コーナーを過ぎても収まらないことがある。直線が平坦コースなので、なかなか前が止まらない。道中4〜5番手につけ、直線入り口までに1〜2番手に押し上げられる形が最も理想。
 1頭あるいは2頭が飛ばして逃げ、4コーナー出口で2番手集団を少し離しているようだと、そのまま前が残りやすい。差し馬を本命にする場合は、展開をよく考えたい。
 枠順はできれば真ん中より内が欲しい。多頭数の大外は、差し馬以外は少し不利だ。
 また、京都のダートは時計が速いので、高速決着への対応力も問われる。
有利な枠順 内枠〜中枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 先行力、高速決着への対応力
種牡馬ベスト フォーティーナイナー、アフリート、ブライアンズタイム
連対騎手ベスト 武豊、ペリエ、四位洋文、小牧太、河北通、岩田康誠
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分13秒4 1分13秒7 1分13秒2 1分12秒9
2歳未勝利 1分13秒7 1分13秒2 1分13秒9 1分13秒3
3歳新馬 1分14秒1 1分13秒9 1分12秒8 1分13秒7
3歳未勝利 1分13秒8 1分13秒4 1分12秒4 1分12秒9
3歳500万 1分12秒8 1分12秒1 1分12秒2 1分12秒3
古馬500万 1分12秒6 1分12秒3 1分12秒1 1分11秒8
古馬1000万 1分11秒9 1分11秒8 1分10秒8 1分11秒6
古馬1600万 1分11秒2 1分09秒9 1分10秒7 1分11秒2
古馬オープン 1分11秒0 1分10秒0 1分10秒1 1分10秒6

●騎手は岡田祥嗣騎手 ほっさん評価「E」

 今回のラフェドフルールの鞍上は地方の福山競馬から移籍してきた岡田祥嗣騎手です。先々週、先週と減量騎手にこだわり確保しましたが、結局除外で出走できずに今週に。今週は若手は第三場の中京に遠征していることから減量騎手がおらず、最後まで追ってくれる騎手ということで(無理矢理とってつけた感は拭えませんが・・・)、岡田祥嗣騎手ということになりました。

 地方では素晴らしい成績の岡田祥嗣騎手ですが、どうも中央ではパッとしません。たまに穴をあけますが、乗っている馬の質が悪いのはわかりますが、それにしても意外性の少ない騎手のような気がします。私としては期待の薄い騎手ですが、期待の低い馬ですし贅沢は言えません。マイナス要素×マイナス要素でプラスに転じてくれないものですかね。

 我がほっさん軍団の愛馬に騎乗していただくのはこれが初めてです。


 2014年1月24日現在、中央通算5勝、勝率1.9パーセント、連対率3.8パーセント。重賞は未勝利。昨年(2013年)は中央4勝、勝率1.7パーセント、連対率3.7パーセントで騎乗馬の質の低さは理解できるが、地方での実績を考えると中央では物足りない成績。本年(2014年)はここまで1勝、勝率6.7パーセント、連対率6.7パーセントと取りあえず初日は出した。



 岡田 祥嗣(おかだ よしつぐ)は1971年10月16日生まれの42歳。日本中央競馬会 (JRA) の栗東トレーニングセンターに所属している中央移籍後2年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。所属厩舎は笹田和秀厩舎。父は福山競馬場の元厩務員。中央競馬に所属している騎手としては少数派である高校卒業者である。

 高校卒業後に地方競馬教養センター短期騎手過程に入る。同期は岩田康誠ら。

 地方競馬の福山競馬場弓削和彦厩舎に所属して1991年7月27日、福山競馬第6競走(アラブ系C2条件戦)でレース初騎乗(騎乗馬はシズヒロヒカリ、8頭立て7番人気6着)。同年8月15日、福山競馬第2競走(アラブ系3才一般戦)でアレッポランク(9頭立て2番人気)に騎乗し、初勝利を挙げる。

 1992年8月9日、第7回全日本新人王争覇戦出場(10人中8位)。

 1998年、地方競馬通算500勝達成。2002年、地方競馬通算1000勝達成。福山競馬のリーディング上位に定着し、1999、2003年、2006年にはリーディングジョッキーとなる。

 2008年2月24日、京都競馬第7競走(3歳500万下)でウルトラエナジーに騎乗(16頭立て11番人気16着)し、中央競馬初騎乗。同年3月1日、福山競馬第9競走でユノギャラクシアに騎乗し、地方競馬通算1500勝を達成。

 高知競馬場と福山競馬場の所属騎手により争われる「スタージョッキーシリーズ」では、2007年7月と2009年3月の2度総合優勝している。両競馬場の連携により高知競馬場での騎乗機会が増え、2010年には重賞の黒潮マイルチャンピオンシップでも優勝した。

 2010年6月20日、福山競馬第9競走のくちなしの花特別(A3)でナリタブラック(8頭立て2番人気)に騎乗し、地方競馬通算1700勝を達成した。

 これまでにもJRA挑戦の試験を受け続けていたが、2011年には日本中央競馬会(JRA)移籍を目指すことを発表し、同年の一次試験に合格したが、二次試験で不合格となった。翌2012年も受験し一次試験、二次試験ともに合格した。2013年3月1日付でJRAの騎手となる。所属は笹田和秀厩舎で、笹田とは盈進高校の先輩後輩の間柄であり、さらに「サッカー部の主将」という共通点もあって、20年近くに渡って親交がある。2013年5月11日、JRA初勝利を挙げた。
 ほっさん愛馬での成績

 初騎乗

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ダラニは無理せず控えた前走が案外。現状では、初戦のように行き切った方が良さそう。少し攻めを強化したこともプラスに。カネトシビバーチェはセンス良し。今回も崩れないはず。ヨッテウタッテ、キネオマドンナと続く。」


短評は「主力対等」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
レモンティー
プルメリアアスク
エアシュノンソー
カネトシビバーチェ
ダラニ △△
ヨッテウタッテ △△
キネオマドンナ △△ △△
フミキュン
ラフェドフルール
カネツスペシャル
マルクナッテ
キクノアリア
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ダラニ 3.5
カネトシビバーチェ 4.4
ヨッテウタッテ 5.6
キネオマドンナ 6.3
プルメリアアスク 13.4
中 略
セントーレア 34.0
ラフェドフルール 47.7
アイアンミライ 50倍以上
アキノラブカラー 50倍以上



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
ラフェドフルール 47 47
ダラニ 72 72 59
カネトシビバーチェ 64 64 62
ヨッテウタッテ 71 57 71 69
キネオマドンナ 63 63 48
プルメリアアスク 57 57 48


デイリー馬三郎

本紙の見解

「まだ体を持て余している◎ダラニにとって、前走はペースと馬場が不向き。現状ではスピードとパワーを生かす先行策が理想だが、今週の攻めが今までにない好反応。これなら展開不問で狙える。○ヨッテウタッテは初砂が魅力。〈吉田〉」

◎ ダラニ
○ ヨッテウタッテ
▲ レモンティー
× キクノアリア
☆ カネトシビバーチェ

以下省略

ラフェドフルールはもちろん本紙無印(T_T)

ラフェドフルールは全13記者共無印です(>_<)

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

ラフェドフルール(10着)

 「まだ調教で目一杯仕上げていないと聞いていましたが、やはり乗っていても緩さを感じました。道中手綱を持っているうちは脚も溜まっていていいのですが、いざ追い出したらフォームがバラバラになってしまいました。ただ、こういう状況でも最後まで差を詰めようとはしていましたし、使いつつ変わってくると思います」(川須栄彦騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「繋が立っていて脚元がまだ固まっていないだけに、ビッシリと仕上げてはいない状況でしたし、まずは次につながる競馬をと思っていましたが、道中は予想以上にスムーズに追走できましたね。使いつつもう少しトモがパンとしてくれば、追い出してからの踏ん張りも違ってくるはずです。まずはレース後脚元に問題がないかどうかしっかりとチェックしていきたいですね」(西園正都調教師・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

ラフェドフルール

 「まだ攻め気配がピリッとしてこない。ダート変わりできっかけをつかめれば。」(西園正都調教師・デイリー馬三郎)

 「1度使って気配は良くなってきたけど、まだ少しレース慣れが必要な気がする。」(西園正都調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 実績、追い切りの動き、前走、スタート、終いの伸び等(キリがないので以下省略)、すべてザ未勝利引退馬レベルのラフェドフルールは、前走新馬戦のたった1戦で芝も距離も(キリがないので以下省略)見切られ、弱い馬達の集うダート短距離に左遷鞍替えとなりました。

 先週は抽選対象だったことからビッシリと仕上げられ、すでに調子のピークは過ぎています。せっかくの牝馬限定戦で弱面たちが揃ってくれましたが、全く期待は出来ない状況です。

 大敗必至と見ますが、ダートの短距離は姉ハルシュタットが圧勝した舞台です。唯一、その適性という部分に賭けたいですね。

●今回は仕事の為に現地応援に行けません

 当日は私のホームグラウンドの京都での出走なのですが、仕事で応援に行くことができません。決して弱いからだとか、勝てる見込みがないからではありません(笑)。どのみち、この日が休日だったとしても中京へプリュムの応援に行くとは思いますが・・・。

これ以降は2014年1月28日に作成

●パドック

 ラフェドフルールの馬体重は前走と同じ470キロ。前走同様パドックでは相変わらず煩いところを見せていました。

●レース 

 気性の煩すぎるラフェドフルールは今回も出遅れます(競馬ブックでは1馬身の出遅れ評価)。そこから鞍上の岡田祥嗣騎手の手が激しく動き前に行こうとしますが、二の脚が付かずどんどんと後方に。この辺りが能力の無さなんですよね。短距離馬でこれではどうしようもありません。

 結局ポツンとは離されないものの、14番手を追走。4コーナーでは大外を回りますが、逆に後ろから1頭に交わされ15着で入線。着もさることながら、勝ち馬から2.9秒も離され、どうしようもありません(T_T)。

●時計の評価

 今回のラフェドフルールの走破時計は1分15秒7良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分13秒5で、勝ち馬の時計が1分12秒8ですから、勝った馬は強かったですが、ラフェドフルールの時計は平均勝ちタイムから2秒もあり、1馬身出遅れをさっ引いてもどうしようもない時計だと言えます。

 芝でもダメ、ダートでもダメということで八方塞がりです。坂路で走らない=脚力がない馬ですので、ダートよりは芝の方がマシでしょう。

●レース後の騎手・調教師のコメント

ラフェドフルール(15着)

 「ゲートは悪いわけではありませんでしたが、まだ体を使い切れずにそのあとに少しモタモタしていたので気合いをつけていきました。直線では余裕がなくなってしまったものの、初めての条件ということを考えれば道中の追走自体は悪くなかったと思いますし、使いつつ慣れが出てくればまた違った走りができるはずです。今日はいい走りをお見せできず申し訳ございません」(岡田祥嗣騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「追い切りの本数を重ねて来ても状態は安定していましたし、競馬場についても体を維持したのは良かったですね。ダートの走りは問題なかったと思いますが、この距離と言うこともありちょっと忙しくなってしまいました。ただし、気がないと言うよりはまだ体が付いてきてないような感じですから、使いつつ何とか変わってきてほしいですし、今日の形でも最後までビッシリと追ってもらったので刺激になってほしいですね。この後はトレセンで状態を見てから決めたいと思いますが、昨年末に競馬を使ってからも在厩で、しかも除外を挟みつつ調教負荷をかけていましたし、今のところはリフレッシュ期間を設けてあげたいかなと考えています」(西園正都調教師・キャロットクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 特別出走手当のみで374000円。1口で割りますと900円程度になると思われます。

●今後の展望

 芝でもダメ。ダートでもダメ。他の厩舎なら交流戦でしょうが、西園正都先生はほとんど交流戦は使いませんから、

長期放牧(表向きは成長を促す為)

北海道に渡る

輸送熱で更に休養期間が延びる

1度出走するも大敗し節を空ける為という表向きの理由で短期放牧と言われてノーザンファーム空港牧場に放牧

なかなか馬房の都合がつかずに帰厩が遅れ

スーパー未勝利戦ギリギリで出走も大敗

スーパー未勝利の権利はあるも”大きな変化を望むことは難しく”というお約束の定型分が炸裂

さよーなりー


というパターンになることは明かです(T_T)。

●最後に

 預託馬の質の割に素晴らしい成績を残されている西園正都先生の預託馬。特に先生は短距離実績が素晴らしい方ですので、バクシンオー産駒のこの馬なら先生の手腕でなんとかなるかと思っていましたが、繋ぎが立っていてどうしようもないですね(>_<)。私も購入時にそれを分かっていて西園正都先生への憧れと安価だということで飛びついてしまいました。

 結果的に西園正都先生のところへは愛馬フロアクラフトがすでに3勝を挙げてくれていて大成功でしたし、2頭の預託で1頭が大成功なのですから良い方ではないでしょうか。

 ラフェドフルールに関してはどう考えても勝ち上がりは厳しいでしょうし、未勝利戦終了まで1走でも多く走ってくれればと思います。

 勝ち上がり率にこだわる私としてはこの投資の失敗は物凄く恥ずべき事で、今後はもっとしっかりと取捨選択をしなければならないと猛省しています。まだ未勝利引退が確定したわけではありませんので、可能性的には天文学的な確率でしょうが15番人気1着などの激走を期待して最後まで応援して行きたいと思います。

 頑張れラフェドフルール!!意地を見せてくれ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2014年1月24日立ち上げ 28日加筆
ラフェドフルールの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2013年12月21日 デビュー戦 2歳新馬 阪神芝1600m (10着/12番人気) 写真多数付き現地観戦レポート

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